株式会社テレビ朝日様

2017年10月に山中湖で実施された駅伝大会で、テレビ朝日技術局様の調査研究活動の一環として行われました、駅伝の中継への応用を目指したGPS端末の応用・実証実験で、弊社GPS端末をご採用頂きました。ご採用頂いた理由は、弊社端末の「小型・軽量・高精度」という点を評価したとのことでした。

今回の実証実験では弊社ユニバーサル・モデルをご利用いただき、走者の方の襷に取付ける形で、テレビ朝日様のジョギングクラブの皆様に5チームに分かれて走って頂き、実証実験を行いました。

実証実験では弊社からご提供したAPIに基づき、テレビ朝日の技術局設備センター様が作成されたアプリを利用し、5秒間に1回の位置情報の更新(通常は最短1分)で走者の位置がどの程度まで追跡できるかを検証しました。

精度としては十分な精度を発揮し、2~3m以内の精度で走者の位置を追跡できました。(以下のスクリーンショットをご参照ください)

また、5秒間隔での測位もほぼ確実に実行でき、リアルタイムに近い感覚で走者の動きをアプリ上で確認することが出来ました。(以下のビデオをご参照)  *ビデオは再生できません(https://www.trackimo-gps.co.jp/ScreenRecord_2017-10-01-10-18-14_1_fix(1).mp4)

因みに、ビデオの中では山中湖の北岸を走っている際に、道路(マリモ通り)から外れているように画面上では表示されています。しかしこれは測位の誤りではなく、以下の航空写真にあります通り、地図上の道路よりも湖沿いのサイクリングロードを、実際には走者が走っていたことをモニターし表示しております。

テレビ朝日ジョギングクラブの皆様からは、
「通常の駅伝では走り終わった後はあまりすることが無かったが、スマホ上で他の走者の走りを見ることが出来て、単に走るだけでなくレース全体を最初から最後まで楽しむことが出来た」
「前の走者がいつ中継地点に来るかこれまでは分からなかったが、アプリ上で前の走者の位置が分かることで、身体的にも精神的にも余裕をもって準備することが出来た」
「走っているときもGPS端末の重さやサイズが気になる事はほとんどなかった」
「他のチームの人から凄くうらやましがられた」
といったご意見を頂戴しました。
今後も継続的に共同での実験と開発を実施し、スポーツ番組内での実用等に向けてテレビ朝日様にご協力をしていく所存です。“事例紹介” を